手指の関節リウマチ

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指が変形してしまった時、患者さんがまっ先に考えるのが         
「もしかして、私、リウマチ!?」
1000人に5~10人が患うと言われているリウマチですが
早期に発見・早期治療が、発症前と変わらない不自由のない生活を送るポイントになっています

◆ どんな人に多いの?
 リウマチは「30〜50歳代の女性に多く発症する」と言われています
しかし、60歳以降に発症する場合や16歳未満に発症する場合
男性の患者さんも少なくありません
「誰がいつかかってもおかしくない身近な病気」と言っても過言ではありません

特にこれといった原因が無く発症することの多い病気ですが
指をたくさん使いすぎるとなりやすいと言われています

◆ どんな症状なの?
 関節リウマチという病名から、”関節”だけが冒される病気と勘違いしがちですが、微熱倦怠感食欲不振などの全身症状、間質性肺炎などの肺病変眼症状皮膚症状など関節以外も冒されるため、全身管理が必要とされる病気です

一般的に、以下の症状がある時はリウマチを疑います
  ・ 関節の腫れ、痛み
  ・ 症状が左右対称
  ・ 関節がこわばる 特に朝がつらい
  ・ 微熱、倦怠感がある

症状が進んでいくと、指を伸ばしたり曲げたりすることができなくなってしまいます
朝方に指がこわばることが多く、日中以上に指の曲げ伸ばしが難しくなります

◆ 治療法
 関節リウマチとは、指の第一関節や背骨など冒されにくい関節はありますが
関節に炎症が持続し腫れて痛み、最終的には関節が破壊され、変形してしまう病気です。このため、治療をしないで放っておくと10年後には関節破壊の進行とともに半数の方が寝たきりになってしまいます。

 関節リウマチという病気は、長らく不治の病として「痛みを和らげる治療」しかできませんでしたが、近年の治療の進歩により、早期に発見し、早期から適切な治療を行えば、関節破壊の進行を防ぐことが可能となりました。
 関節リウマチの治療法としては、薬物療法、手術療法、リハビリテーションなどが挙げられますが、基本は薬物療法となります。
実際、関節リウマチのため関節手術をされる方は減少しているそうです。

 少しでも関節リウマチを疑う症状があれば、まず専門医に相談しましょう。

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富士見ヶ丘接骨院

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